「東京からアメリカ移住って何から始めればいい?」──そんな疑問を解消するために、筆者の体験(2024年夏)に基づく7つのステップを解説します。
1. パスポート申請(出発の4ヶ月前目安)
まず最初に必要なのはパスポート。パスポート申請は住民票のある区市町村の旅券窓口で手続きを行います。
- 必要書類:戸籍抄本、写真(3.5×4.5cm)、身分証
- 申請から交付まで:1週間〜10日
- ポイント:「出発から6ヶ月以上有効期限が残っている」ものを取得
2. VISA申請(出発の3ヶ月前目安)
次に、渡航目的に応じたVISA申請です。仕事(H-1B)、投資(E-2)、配偶者(L-1/L-2)などビザ種類を確認後、米国国務省のサイトでDS-160フォームをオンライン入力します。
- DS-160入力 → 確認ページをプリント
- ビザ申請料金(約20,000円)を支払い
- 面接予約(大使館ウェブサイト)
※DS-160は英語で記入ミス注意!
3. VISA面接(出発の2ヶ月前目安)
予約した日程でアメリカ大使館/領事館のビザ面接へ。持参必須書類は以下。
- パスポート原本+コピー
- DS-160確認ページ
- 面接予約確認メール
- 申請料金支払い証明
- 雇用証明書・財務証明書(就労ビザの場合)
面接官からは「渡航目的」「帰国意志」「将来計画」を簡潔に英語または日本語で答えます。
私たちは夫(J1ビザ)と私と娘(1歳)で行きましたが、質問されるのは夫のみでした。
4. 住居確保(出発の1.5ヶ月前目安)
東京 アメリカ 引っ越し 住居では、まずオンラインで物件探し。CraigslistやZillow、Facebookグループを活用します。家具付きアパートやシェアハウスはデポジットのみで初期コストを抑えられるメリットあり。
筆者は夫の上司の所有物件に住まわせてもらう予定だったので、入居日まで間はAirbnbで宿を確保し、過ごしました。
- 仮予約 → バーチャル内見(360度ツアー)
- 電気・ガス・水道、Wi‑Fi契約の事前確認
- 入居日と搬入日をズラして調整
5. 船便手配(出発の1ヶ月前目安)
大きな家具やかさばる荷物は**船便(海上輸送)**に。日通やヤマトの引越しサービスを利用し、動画見積もりアプリで荷物量を算出します。
- 引き取り〜到着まで:約3ヶ月
- 利用業社:日通
- 料金例:40箱+ベビーベッド・ハイチェアで120万
到着希望日から逆算し、引き取り日を決めましょう(例:9/1到着 → 6/1引き取り)。
6. 航空便手配(出発の3週間前目安)
手荷物や超過手荷物は航空便オプションを利用するか、自社手配で超過料金を覚悟します。
筆者は荷造り当初、航空便で送ろうと思ったものも、荷物を軽くしたいと思い、フライト直前に空港の郵便局から発送しました。
- 航空会社の無料手荷物:23kg×2件+機内持込み7kg×1件
- 超過:$100〜200/件
- 引越し業者の航空便プラン:書類手続きが楽
7. 航空券手配・最終確認(出発の2週間前目安)
最後に航空券の購入と最終チェックです。
- 直行便 or 経由便を選択
- 乗り継ぎ時間・荷物ルールを再確認
- ESTA(ビザ免除)やビザスタンプを必ず確認
- 事前座席指定・オンラインチェックインで機内ストレスを軽減
空港送迎手配や海外旅行保険もこのタイミングで完了させましょう。
まとめ:スケジュール管理と記録が成功の秘訣
ステップ | 目安時期 |
---|---|
パスポート申請 | 出発4ヶ月前 |
VISA申請(DS-160) | 出発3ヶ月前 |
VISA面接 | 出発2ヶ月前 |
住居確保 | 出発1.5ヶ月前 |
船便手配 | 出発2,3ヶ月前 |
航空便手配 | 出発3週間前 |
航空券手配・最終確認 | 出発2週間前 |
この流れに沿ってアメリカ移住 準備を進めれば、慌てずスムーズに新生活をスタートできます。ぜひチェックリストとしてご活用ください!