こんにちは。アメリカで在宅ワークをしながら、バイリンガル育児に奮闘中の主婦ブロガーです。
今回は、「子どもが英語環境にどっぷり浸かる中、どうやって日本語を維持・育てているか?」について、我が家の取り組みを紹介します。
🌍 子どもの言語環境|平日は英語100%のプリスクール生活
わが子(2歳)は、アメリカ国内のプリスクールに通っており、平日朝7:30〜夕方17:00までを現地の子どもたちと一緒に過ごしています。
クラスでは当然すべてが英語。会話、歌、絵本、お昼寝の合図まですべてネイティブなスピードとアクセントの英語です。
そんな環境のため、家庭内で日本語をしっかりインプットしないと、完全に“英語モード”に傾いてしまうというのが現実です。
🗣 現在の言語発達|英語優勢だけど、好きな言葉は日本語でも発語あり
プリスクール生活の影響で、自発的な言語は英語が中心。おままごとや遊びの会話、歌、独り言も英語です。
とはいえ、日本語でもいくつかの単語は自然に出てくるようになりました。
例えばこんな感じです:
- 「わんわん」「あっち」「こっち」「行く」「みかん」「納豆」
ただし、発音は完全に英語寄りで、
- 「行く」→「イクウ↑」
- 「納豆」→「ナッットォ」
と、母音やアクセントにネイティブ英語のクセが強く出ることもしばしば。
👪 家庭で気をつけていること|「一人一言語」と“日本語の居場所づくり”
私たちが一番意識しているのは、バイリンガル育児の基本原則でもある**「一人一言語(One Parent One Language)」**です。
✔ 英語はスクールで、家庭では日本語のみ
- 子どもが英語で話してきても、家庭では必ず日本語で返す
- 英語と日本語をミックスせず、「これはママと話す言葉だよ」と明確に線を引く
✔ 絵本の読み聞かせを毎日3冊以上
- 語彙力アップ&リズム感を育てるために、日本語絵本を中心に毎晩読む
- 子どもが集中できるよう、短めのものと物語性のあるものをバランスよく
✔ 映像コンテンツも“日本語優先”
- 観たがるTVやYouTubeは、日本語のものに限定
(おすすめ:おかあさんといっしょ、しまじろう、日本語絵本の読み聞かせ動画など)
🧠 日本語の「質」と「量」よりも“継続”がカギ
バイリンガル育児では、つい「語彙を増やしたい」「発音をきれいに」と焦りがち。でも、大事なのは**「日本語が安心して話せる言語」になること**だと感じています。
子どもにとって「ママ=日本語」「家=安心できる日本語空間」となれば、時間差ででもしっかり話し始めてくれると信じています。
✍️ まとめ|バイリンガル育児は“長距離マラソン”
英語環境で育つ子どもにとって、日本語を習得するのは簡単なことではありません。
でも、家庭という“日本語の土壌”をしっかり耕しておけば、やがて芽が出て花が咲くと信じて、我が家では毎日コツコツ日本語で関わっています。
もし同じような環境で子育てされている方がいれば、「うちも同じ!」と共感していただけたらうれしいです。
引き続き、アメリカ育児・バイリンガル教育について発信していきます!