【体験記】東京愛育病院での計画無痛分娩と産後ケア|費用・流れ・リアルな感想まで

こんにちは。今回は、私が東京愛育病院で実際に経験した計画無痛分娩と産後ケア入院について、詳しく記録として残しておきたいと思います。

「無痛分娩って本当に痛くないの?」「愛育病院の産後ケアってどんな感じ?」そんな疑問を持つプレママさんや、出産を控える方々の参考になれば幸いです。


◆計画無痛分娩とは?東京愛育病院での事前準備と費用

東京愛育病院では、無痛分娩を希望する場合、事前にビデオ講習を受けると20万円で麻酔が受けられます(未受講の場合は25万円)。
今回私は、予定日5日前の朝に入院する**「計画無痛分娩」**という形での出産を選びました。


◆入院初日:LDR待機室での処置と陣痛の始まり

入院後はまずLDR待機室へ案内され、着替えや身体測定、バースプランの用紙を提出。その際、助産師さんからはかなり細かく質問があり、夫の年齢や初婚かどうかまで聞かれました。

↓分娩待機室はこんな感じ(パーテショーンで他の部屋と区切られているだけ)

その後、**子宮口を広げる薬を挿入(当時子宮口1.5cm)**し、お昼を食べたあたりから下腹部に重たい痛みが。

昼食はこんな感じ↓

夕方には明らかに陣痛のような強い痛みに変わり、仕事終わりの夫が見舞いに来てくれたときにはすでにかなり辛い状態に。
(※当時の面会ルールでは、配偶者・パートナーのみ17:00まで入室可能でした。)

夕食後、助産師さんに促されて入浴したものの、痛みで足元もふらつき、浴室まで付き添っていただくほど。涙が出るほどの激痛で、麻酔のお願いをするも「子宮口が4,5センチ開くまで頑張りませんか?」と励まされ、耐え続けました…


◆LDR室へ移動、ついに麻酔

2度目の麻酔のお願いで、ようやくLDR室へ移動が決まりました(このとき子宮口3cm)。
LDRは分娩・出産・産後の初期ケアがすべて一部屋で行える個室で、配偶者は24時間立ち会いOKです。

夜遅く、夫が再び到着。
麻酔科の先生が来て、処置中は夫が一時退出。背中から麻酔用のチューブが入り、10分ほどで効果が出て痛みがスッと和らぎ、眠れるほどに。

ただしその後、2度ほど吐き気を感じて嘔吐しました。赤ちゃんの状態を確認しながら、左を向いたり右を向いたり、体勢を頻繁に変えるよう指示もありました。


◆出産当日:吸引3回で誕生、部屋には10人以上のスタッフが

翌朝6時頃、いきみのタイミングが来たものの、なかなか赤ちゃんが出てこず。
上級医師の登場後、吸引分娩が3回行われ、ようやく2944gの元気な女の子が誕生しました。

出産直前には、小児科の医師・看護師なども加わり、部屋には10人ほどのスタッフがスタンバイしていて驚きました。
医療体制の安心感は、さすが愛育病院という印象。

出血量は666mlとやや多めでしたが、すぐに処置され、大きなトラブルはなし。


◆産後すぐの病室選択、私は大部屋へ

出産直後、縫合や処置を受けている間に病室の希望を聞かれました。

  • 大部屋(追加料金なし)
  • 個室(シャワー・トイレなし:2万円/日)
  • 個室(シャワー・トイレ付き:3.5万円/日)
  • 特別室(7万円/日)

私は迷った末、大部屋(4人部屋)を選択
しかし、これがのちに少し後悔するポイントになりました…。


◆後悔ポイント:大部屋の「音」と「遠慮」

産後は体の痛みだけでなく、授乳・おむつ替え・頻回な体位変換など、かなりのエネルギーを使います。

大部屋では周囲への配慮から、夜中の授乳や赤ちゃんの泣き声にとても気を使い、**「休みたいのに気疲れして眠れない」**という場面が多々ありました。カーテン1枚の距離感も予想以上に気を遣いました。(個人的に気になったのは、向かい側のベッドの人のいびき)

費用面を考えての選択でしたが、**今振り返れば個室にしてもよかったかも…**と感じています。

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