【アメリカ移住準備】日通の船便の使い方完全ガイド|料金・日数・手続きの流れを徹底解説!

「アメリカ移住、荷物はどう送ればいい?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では日通(日本通運)の船便サービスを使ったアメリカ引越しの手順・料金・注意点を、4州での生活経験を持つ筆者が実体験をもとにわかりやすく解説します。


✅この記事でわかること

  • 日通の船便とは?航空便との違い
  • 実際にかかった料金・日数
  • 手続きの流れと注意点
  • 失敗しない梱包と通関対策

アメリカ移住におすすめなのは「船便」?その理由とは

アメリカ移住を控えた方には、航空便よりコストが抑えられる「船便」が現実的。特に家族移住や長期滞在では荷物の量が多くなりがちなので、船便は必須とも言えます。

船便のメリット・デメリット

メリットデメリット
大量の荷物を安く送れる到着までに1〜3か月かかる
大型家具・家電も発送可能梱包や通関書類に注意が必要
日本語対応・通関手続き代行あり到着時のタイミング調整が難しい場合も

日通の船便|申し込みから荷物到着までの流れ

①【見積もり】まずはオンラインで依頼

日通の公式サイトから無料で見積もり依頼が可能です。
オンラインまたは訪問見積もりに対応しており、地域や荷物量に応じた最適なプランを提案してくれます。

実際に契約した場合は、日通が提供するチャット機能で担当者とやりとりします。

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②【仕分け・断捨離】何を送るか慎重に選ぶ

船便は容積で料金が変わるため、「送るべき荷物」の選別が超重要です。

送ってよかった物リスト:

  • 思い出の品(写真・アルバム)
  • 使用感に慣れた調理器具(ブレンダー・離乳食用食器)
  • 子どもの絵本・おもちゃ・季節の服

現地調達でOKだった物:

  • 家具類(現地の家に合わないことも)
  • 電圧対応していない家電(炊飯器や電気圧力鍋)
  • 大量の日用品(コストコなどで買える)

③【梱包・集荷】段ボールは支給される

  • 自分で梱包するプランは安価で、日通が資材を無料提供(希望すれば集荷の10日前くらいに自宅配送してくれる)
  • 自分の場合は雛人形や高価な食器も送ったので、「fragile」のステッカーも事前に頂き、貼りました。
  • 梱包は「内容物の英語記載」が基本(例:Used kitchenware)
  • 液体・スプレー・リチウム電池などは禁止物に注意
  • 荷物の重さ・サイズで追加料金が発生することも

④【通関手続き】パッキングリストが命

日通が通関を代行してくれますが、**パッキングリスト(梱包明細)**の正確さが鍵。

注意点:

  • 英語で簡潔に記載
  • 「Used personal belongings」で統一感を出す
  • 高価な品には証明書を添える(査定対象になることも)

到着までの目安日数と配達の流れ

発送元 → 到着先所要日数の目安
東京 → カリフォルニア約6〜8週間
東京 → フロリダ約8〜10週間

私は2024年6月中旬に東京から荷物を発送し、Nevadaに到着したのは9月中旬でした。約3ヶ月かかりました。

アメリカ到着後は、現地の日通職員(日本人女性)監督の元、作業スタッフ(外国人男性3名)が自宅まで荷物を届けてくれます。英語が話せなくても問題ないです。配送予定日の調整やどこに何を置くかの指定もサポートしてもらえました(私の経験談)。


気になる船便の料金は?【実例あり】

我が家が東京からNevadaへ送ったときの実例:

  • 荷物:段ボール約41箱(約2.5㎥)
  • プラン:ある程度自己梱包・ドアツードアサービス
  • 費用:約129万円(燃料調整費込み)

※シーズンや地域によって変動あり。相見積もりを取るのが鉄則です。


実際に使って感じたメリット・デメリット

良かった点

  • 日本語対応で安心
  • 荷物量を増やしてもコスパがいい
  • 予想より丁寧な配送で破損なし

想定外だった点

  • 思ったより到着に時間がかかった(3か月)
  • 梱包ミスで1箱だけ開封チェックを受けた
  • 高額

よくある質問(FAQ)

Q. 船便で送れないものは?

A. スプレー缶、アルコール、バッテリー付き機器、生モノなどは禁止対象です。

Q. 船便と航空便を併用してもいい?

A. もちろんOKです。航空便は緊急品や衣類向け、船便は家具・日用品などが向いています。


まとめ|日通の船便は移住者の強い味方!

日通の船便は、アメリカ移住者にとって費用を抑えて大量の荷物を送るための最適解です。計画的に仕分け・梱包・通関を進めることで、ストレスの少ない移住準備が実現できます。

💡これからアメリカに移住予定の方は、まずは無料見積もりで全体像を把握することから始めましょう。


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