29歳、アメリカ在住の主婦ブロガー。2023年春に愛育病院の産後ケアを利用した体験をレポートします。

基本情報
利用期間:6泊7日(最大利用期間)
部屋タイプ:特室
時期:2023年春(コロナ渦)
コロナ対策
- マスク着用必須
- 面会は配偶者(パートナー)のみ1時間まで
特室の設備
部屋の特徴
- 完全個室でプライベート確保
- シャワー・トイレ完備
- ミニキッチン、電気ケトル、電子レンジ、ドライヤー完備
- 大きな窓がある明るく開放的な空間


利用スタイル
- 母子同室でもずっと預かりでも可
充実のサポート体制
ミルクサービス★★★
特殊な作り置きミルクを助用師が毎日部屋まで運んでくれる。湯煎して夜中でもすぐ使える。これは本当に助かった。
排乳サポート
希望者には排乳機を部屋まで持参。最新機器で使いやすく、タイミングや方法も完全サポート。
ベビー用品のサポート
- 産着:病院で貸し出しあり
- おむつ・お尻拭き:入院時に36枚程度のおもつとお尻ふき1パックもらえる
- 追加購入:売店で可能だが定価の約2倍
- おすすめ:事前に多めに持参が賢明
専門ケア
医療行為は行われない、助用師が定期的に母子の様子を見に来てくれる。
※私は会陰切開時に尿道を損傷し、排尿ができなかったため、自己導尿できるまで産後ケアの利用はできないと言われました。
採乳のコツや赤ちゃんのお世話について実践的なアドバイス。初めての育児で不安だったが、いつでも相談できる安心感は計り矢れない。
日常生活サポート
洗濯設備
洗濯機・乾燥機利用可能。産後は洗濯物が増えるので、いつでも清洗な衣類を保てるのは大きなメリット。
食事
産褥入院時と同じ給食のようなメニュー。祝膳などはなかった。
6泊7日で得たもの
スキル面
- 採乳・搾乳のコツを習得
- 夜寝られる環境
- 夜泣き対応の基本を学習
メンタル面
- 育児への不安が大幅軽減
- 専門家との相談で心理的負担減
- 体力回復でリフレッシュ
印象に残ったエピソード
夜中に赤ちゃんが泣き止まない時、助用師が温かく声をかけてくれた。技術的なアドバイスだけでなく、「大丈夫、みんな通る道よ」という言葉に救われた。
こんな人におすすめ
- 初めての出産で育児に不安がある
- 産後の体力回復を重視したい
- 専門的なアドバイスを受けながらスキルアップしたい
- 家族のサポートが少ない環境
- 質の高いケアを求める
費用対効果
料金はそれなりだが、得られる安心感・スキル・自信を考えれば十分な投資価値あり。アメリカに戻った今も、ここで学んだ知識が日々の子育てに活かされている。
まとめ
愛育病院の産後ケアは単なる宿泊サービスではない。産後のお母さんと赤ちゃんを総合的にサポートする素晴らしいシステム。特室での6泊7日は、育児スタートの貴重な準備期間となった。
ワンポイントアドバイス
おむつは多めに持参を。売店は高い。
*2023年春の体験記。最新情報は愛育病院へ直接確認を。